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ゲーミングPCを自作する方法

お使いのパソコンがゲームが求める要件に満たないときは、ゲーミングPCを自作する方法を調べてみるのがよいかもしれません。ゲームをまったく新しいレベルにカスタマイズすることに興味をお持ちでしたら、ゲーミングPCの自作方法と最高のマシンの作り方をご紹介します。何から始めればいいのかわからないという方は、ゲーミングPCのベストスペックを参考にしてください。

性能とコストは切っても切れない関係

ゲーミングPCを自作する際に考慮すべき最重要事項は、ゲーミングPCにどの程度の性能レベルを期待するかということです。ゲーミングPCでありながらパワフルなPCとしても使えるマシンを低予算で作ることは、十分に可能です。高いコストをかけなくても、安定したゲームパフォーマンスを実現できます。ただし、最先端のハードウェアとアクセサリを使用してゲームパフォーマンスを少しでも向上させようとすると、コストがかかります。どちらを選択するにせよ、ゲーミングPCを根本から構築する必要があります。

予算内でゲーミングPCを自作する方法

節約のためにゲーミングPCを自作するときは、少なくともプレイしたいゲームの最低システム要件に合わせるようにしましょう。予算に余裕があれば、今後のゲームのシステム要件の高まりを考慮することが賢明です。完成させても、数カ月後にスペースが足りなくなってしまったら、お気に入りの FPS ゲームでキャンプしている相手に何度も殺されるよりもフラストレーションが溜まるかもしれません。

ゲーミングPCのパーツ

ゲーミングPCの自作に必要なものは何でしょうか。その中心となるのはハードウェアです。速度、応答性、フレームレート、一度に実行できるアプリの数(たとえばゲームをしながらプレイの様子を録画する)など、ほぼすべての性能はハードウェアによって決まります。他のアクセサリやソフトウェアも重要ではありますが、補完的なものであり、その効果はハードウェアの能力に左右されます。

組み立て時間:ゲーミングPCの組み立て方

すべてのパーツを組み立てる際は、十分なスペースを確保して、組み立てが整然と進むようにします。静電気に注意しましょう。静電気はハードウェアが損傷する数少ない理由の1つではありますが、簡単に予防できます。塗装されていない金属面に頻繁に触れて身体の静電気を頻繁に放電するか、静電気放電(ESD)リストストラップを着用して、体内で自然発生する静電気からシステムコンポーネントを保護します。プロセッサー、メモリ、SSDの取り付け時には、圧縮空気スプレーを常備しておくと、ほこりや細かい作業くずの除去に役立ちます。 

プロセッサーや電源の取り付け手順、ケースへのマザーボードの配置手順は、各コンポーネントのオーナーズマニュアルを参照してください。パーツの取り付けや組み立て自体は複雑ではありませんが、ミスが起こる可能性はあるため、各パーツ用の詳しい手順にしっかりと従うことをお勧めします。

 

手順1:マザーボード

作業スペースにマザーボードを置きます。 

マザーボードの説明

白を背景にしたパソコン用マザーボードの画像
コンピュータープロセッサ(CPU)

マザーボードは、あらゆるシステムの基盤となるハードウェアです。そのため、スペックリストの最初の項目とすべきです。マザーボードによって、組み立てるPCの物理的な寸法とサイズが決まり、PCが使用できる他のハードウェアのパーツも決まります。マザーボードはマシンから引き出される性能をサポートする必要があるため、この点が非常に重要です。さらに、ドライブのサイズ(2.5インチ、mSATA、またはm.2)とインターフェースのタイプ(SATAまたはPCle)の両方から、取り付け可能なストレージ(ドライブ)の種類が決まります。

マザーボードとパソコンメモリの互換性について詳しくは、こちらをご覧ください。

PCマザーボードのCrucial P5™ SSD

手順2:CPUの取り付け

CPUをパッケージから取り出したら、底面の金色のピンには触れないようにしてください。製造元の推奨する方法に従い、マザーボードにプロセッサーをしっかりと取り付けてください。ヒートスプレッダーを取り付ける場合は、豆粒大の放熱グリスを塗布してください。4本のネジでヒートシンクをCPUに固定します。

CPUの説明

プロセッサーは、PCを構築する上で最も重要なコンポーネントと言えるでしょう。パソコン内のすべてのデータトランザクションを制御するプロセッサーには、メモリとストレージが影響します。CPUを選択する際はギガヘルツ(GHz)数に注目してください。GHz数が高いほど、プロセッサーは高速になります。これはオーバークロックをする場合に重要です。使用するGHz数が多くなるためです。オーバークロックとは、CPUのクロックサイクルを増加させて、メーカー保証値より多くのトランザクションデータをより高速に処理させることを指します。これを行う際には、高温になりシステム性能が低下しないよう、プロセッサー用の適切なヒートスプレッダーを設けることも重要です。

ゲーム用のCrucialメモリ(RAM)スティック

手順3:RAMの取り付け

RAMは、パソコンを構築する際に最も取り付けが簡単なハードウェアです。マザーボード上のメモリスロットを確認してください。メモリモジュールの端を持ち、金色のピンに触れないようにします。メモリにヒートスプレッダーがない場合は、モジュールのチップに触れないようにしてください。モジュールのくぼみとスロットの突起を合わせ、カチッと音がするまでモジュールを強く押し込みます。モジュールをしっかり取り付けるために必要な力は14kg弱ですので、押すときは注意してください。

詳しく知りたい方は、コンピューターメモリの取り付け方の詳細ガイドをご覧ください。

RAMの説明

メモリ(RAM)は、プロセッサーとグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)に必要なリソースを供給します。メモリのギガバイト数が大きければ大きいほど、高速のシステムスピード、シームレスな応答性、高速のフレームレートを実現する能力が高いことになります。メモリの追加は、あらゆるゲーム用マシンの性能を向上させる上で、最も早く、最も簡単で、最も低コストな方法の1つです。予算の大小にかかわらず、RAMを最大化することはゲーミングPCを構築する上で必須の要素です。まだメモリをお持ちでない場合は、性能目標を達成するためにどれくらいのRAMが必要かをご確認ください。

Crucialソリッドステートドライブ(SSD)

手順4:マザーボードのケースへの取り付け

I/Oシールドをケースの長方形の開口部に取り付けてください。次に、ポートがI/Oシールドにはまるまで、マザーボードをケースの中にスライドさせます。取り付けが完了したら、同梱のネジでマザーボードをケースに固定します。締めすぎるとマザーボードにひびが入る可能性があるためご注意ください。

ケースの説明

ケースはPCの外観において重要ですが、性能にも影響します。オーバークロック設定にする場合、システムは通常よりも高温になります。そのため、効率的なエアフローと適切なケースファン用のスペースがあるケースを選択すると、内部コンポーネントを長持ちさせることができます。 

手順5:GPUの取り付け

GPUをスロットの中にスライドさせ、カチッと音がするまで押し、付属のネジで固定します。

ビデオカード/グラフィックスカード/グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)の説明

パソコンからより多くのアウトプットを引き出す場合、その実現に必要なリソースでシステムを補強する必要があります。極めて鮮明な画像を作成するには、画面から飛び出すような高精細の画像を細部にわたって処理できる大容量のメモリが必要です。RAMのGB値を増やすことは、ゲームパソコンのグラフィック処理能力を増強することにつながります。

GPU は価格帯が非常に広いため、自作の出費を大きく膨らませる可能性があります。高価格のGPUがもたらす極めて鮮明な画像を実現するには、それを実行する他の部品、つまり、高性能プロセッサー、大容量RAMを用意する必要があることにご注意ください。

白を背景にしたパソコン用グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)

手順6:SSDの取り付け

SSDを取り付ける際は、購入したフォームファクタ(2.5インチ、mSATA、またはM.2)に応じて、 SSDをストレージインターフェースに取り付けてから、ドライブベイにはめる必要があります(2.5インチSSDの場合)。 

SSDの取り付けの詳細ガイドをお読みください。

ストレージドライブの説明

ゲーミングPCのストレージには2つの選択肢があります。ハードディスクドライブ(HDD)とソリッドステートドライブ(SSD)です。HDDは、回転するプラッターと小さな機械部品を使用してデータの読み書きを行います。一般的には、HDDの方がストレージ容量(GB)が大きいですが、NANDフラッシュテクノロジーの進歩に伴い、SSDの容量も増加し続けています。

SSDは電気的なセルを使用してデータの送受信を行います。これにより、効率的な起動と保存およびファイル転送時間の短縮が可能になり、最大90%以上のエネルギー効率を実現できます。小さな可動部品がないことも、SSDの耐久性が高い理由です。 ソリッドステートドライブ(SSD)の製品ラインアップについて詳しくは、こちらをご覧ください。

側面を取り外して内部コンポーネントが露出したパソコン

手順7:ファンの取り付け

付属のマウント用ブラケットで冷却ファンを取り付けます。CPUファンの場合、カムレバーがマウント用ブラケットとかみ合ったときに、CPUに一定の下向きの圧力がかかるようにしてください。ファンをマザーボードに差し込みます。

冷却の説明

ゲーミングPCを自作する場合、エアフローを考慮することが重要です。性能重視でマシンを構成する場合、電力消費が大きくパソコン内部の温度が高くなるため、高温の空気を装置内部から排出する必要があります。多くのゲーマーは、パソコンに冷却用の空気を取り入れるためのファンと、熱を帯びた空気をパソコンから排出するためのファンの2つのケースファンを取り付けています。それがシステムを冷却する唯一の方法というわけではありません。CPUファンやメモリ冷却ファンを追加したり、水冷キットを実装したりしてもよいでしょう。 

手順8:電源の取り付け

電源保持ブラケットを取り外します。保持ブラケットを電源に取り付け、電源がケースと同じ高さになるまでケースに挿入します。

電源の説明

電源を選択する際には、PCの動作に必要なエネルギーを供給できるかどうかの確認が最も重要です。これは、高性能のマシンを構築する場合に特に当てはまります。つまり、すべてを動かすために堅牢な電源が必要になるということです。ただし、電圧が高いと発生する熱が増えるため、システムの冷却や内部のエアフローを調整する必要があることにご注意ください。

白を背景に、単体で取り出されたパソコン電源の画像

手順9:適切なケーブルの接続

USB、オーディオ、GPU、CPU、ドライブ、電源、ヒートスプレッダー、冷却ケーブルのすべてをメーカーの説明書に従って取り付けます。

手順10:周辺機器の接続

マウス、キーボード、モニター、またお持ちの場合はヘッドセットを接続します。

周辺機器の説明

高品質のグラフィックスカードとそれを強化するハードウェアを購入した場合、それに見合う画質のモニターを用意してください。ゲーム用のマウス、キーボード、ヘッドセットは、人間工学に基づいた設計でゲームの精度を高め、ゲームを盛り上げます。 ゲーミング周辺機器は、多くのゲーマーがPCでプレイすることを好む理由の1つです。

パソコンでのゲームと専用機でのゲームの比較については、こちらをご覧ください。

 

モニター、キーボード、ゲーム用マウス、ヘッドフォンを備えたゲーミングPC

手順11:スイッチオン

システムを組み立て終わったら、いよいよ電源ボタンを押してみましょう。うまくいけば、すべてがオンになるはずです。

 

手順12:起動

すべてが正しく動作していれば、システムBIOSを入力する画面が表示されます。OSのディスクかフラッシュドライブが手元にあれば、それをドライブに差し込み、起動してOSをインストールします。

オペレーティングシステムの説明

ゲーマーから圧倒的な支持を得ているMicrosoft® Windows®ですが、選択肢を1つに絞る必要はありません。Windows 10はゲームに最適ですが、ゲームがWindows版である必要がないのであれば、違うものを選ぶのは自由です。PCは、OSを含め、ゲーム以外の日常的な作業にも使う可能性が高いので、その点を考慮してOSを選ぶことが大切です。 

まとめ

おめでとうございます。これで、ゲーミングPCを自作する方法を習得できました。最初は難しく感じたゲーミングPCの自作は、実はとても簡単で、子供でもできるのです。ゲームに参加して新しいマシンを試し、リーダーボードの順位を上げましょう。

ハードウェアの増設

プロセッサや電源装置の取り付け手順、ケースへのマザーボードの配置手順は、各コンポーネントのオーナーズマニュアルを参照してください。パーツの取り付けや組み立て自体は複雑ではありませんが、ミスが起こる可能性はあるため、各パーツ用の詳しい手順に従うことをおすすめします。

メモリの取り付け

パソコンを構築する際、RAMは最も取り付けが簡単なハードウェアです。マザーボードでメモリスロットの位置を確認します。メモリモジュールの側面を保持し、金色のピンに触れないようします。メモリにヒートスプレッダがない場合、モジュールのチップに触れないようにします。モジュールのくぼみとスロットの突起を合わせ、カチッと音がするまでモジュールを強く押し込みます。モジュールを完全に取り付けるには約13.5kgの圧力が必要です。パソコンのメモリを取り付ける手順については、こちらをご覧ださい。

SSDの取り付け

SSDを取り付ける際は、購入したフォームファクタ(2.5インチ、mSATA、M.2)に応じて、 SSDをストレージインターフェースに取り付けてから、ドライブベイにはめる必要があります(2.5インチSSDの場合)。SSDの取り付けについて詳しくは、こちらをご覧ください。 できるだけ大容量のストレージが必要で予算が厳しい場合、ハードディスクは魅力的な選択肢かもしれません。ただし、SSDの代わりにハードディスクを選択した場合、 読み込み時間が遅くなります。ハードディスクの取り付け手順は、その製品のオーナーズマニュアルを参照してください。

起動しましょう

システムを組み立て終わったら、いよいよ電源ボタンを押してみましょう。モニターとキーボードがパソコンに接続されていることを確認し、問題がなければ、画面にシステムBIOSの入力指示が出ます。OSのディスクかフラッシュドライブが手元にあれば、それをドライブに差し込み、起動してOSをインストールします。これで組み立ては完了です。自分仕様のゲームPCができました。ゲームに参加し、新しいリグを試してみてください。順位が上がって行くことでしょう。


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